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不妊カウンセラーの石川珠美です

カウンセリングをしていて、よく出会う相談の一つが卵の問題。

「卵がそだたなくて採卵までいかない」

「採卵したけど受精しない」

「受精したけど分割が途中で止まってしまう」

卵の事だと、こんな悩みが多いです。

それには

「補腎(ほじん)」

という考え方がとても大切と思っています。

「腎」は、普通は、おしっこを作る所など水分代謝に関わる所、ととらえている方がほとんどだと思います。

ところが、東洋医学ではもっと幅広く捉えていて、ホルモン分泌や消化吸収、呼吸、造血、免疫など、西洋医学では自律神経が担当しているような部分を腎がコントロールタワーになっている、というように昔からとらえています。

だから、「腎」は生命エネルギーを宿す所、とも言われています。

年齢が上がってくると、どの人も「腎」の働きは落ちてきますし、出産や流産をしても「腎」はダメージを受ける、というような表現をしたりします。

だから「補腎(ほじん)」をする、というのは、一つのアンチエイジングの方法でもあるのです。

ここで言っているアンチエイジングと言うのは、”若返る”という意味ではなく、年齢相応の働きを保ちながら緩やかに歳を重ねていく智恵といった意味が一番近いです。

あと東洋医学は、「陰」とか「陽」とかを良く使いますが、

基礎体温をそれに置き替えて表現すると、

低温期が「陰」、高温期が「陽」となります。

卵が育つのが低温期、内膜が厚くなるのが高温期なので、

卵の質が良くならない方は、「陰」が弱いともいえるわけです。

先ほどの「腎」の考え方と合わせると、生命エネルギーの「腎」と低温期の「陰」が弱いわけですから、漢方薬の中でも「腎陰(じんいん)」を補う漢方を飲むと良いという事になります。

卵がなかなか育ってこない方には

「亀鹿仙(きろくせん)」や「海精宝(かいせいほう)」または蝋皮丸(ろうひがん)の「参茸丸(さんじょうがん)」

を私は良くおすすめします。

受精するけど分割が止まる方は、ミトコンドリアの問題になってくるので

「紅景天」や「オイスターのサプリ」

を合わせて選んだりしています。

私は、基本的には血流(ただ血の流れを良くするだけでなく、血の量を増やすという意味)があって、こういった「補腎」が効いてくると考えているので、補血の漢方薬はベースです。

身体は複雑ですから、単独で効果がでるほど簡単ではありません。

また、漢方は長く飲まないと効かないと思っている人が多いのですが、こういった血に関わることは、赤血球の入れ替わりが120日と言われていますので、だいたい3~4か月くらい続けて飲んでいると、何かしら変化が出てくる人が多いと実感しています。

自信がなかったり、効果を感じない時は、中医師の薬剤師に相談して、あなたに合ったものを処方してもらうのをおすすめします。

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