今日もご訪問ありがとうございます(^-^)
遺残卵胞を採卵することには
私はあまりおすすめしない立場を基本的にはとってきました
それは遺残卵胞は、大きさはあるけれども基本的には未成熟卵なので結果がでにくいと思うからです
これは以前のブログでもそのようにお伝えしていました
↓↓↓
遺残卵胞を採卵する?
ところが、遺残卵胞の採卵で受精確認が取れた方がいて、経過を見ています。
他の薬局での例です。
FSHなどの数値が出ているので、
卵が取れなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にして判断して頂ければと思います。
43歳の方で、採卵しても未受精や、変性卵が続いていた方です
FSHが18~80の幅で変動します
【1回目】
D4 FSH:53.5
D10 FSH:71.9 +プレマリン
D15 FSH:42.9 +ソフィアA
D23 FSH:40.6 リセット
【2回目】
D3 :FSH31.3
D11 :FSH25.1 +ソフィア12日間
D16 :FSH17.2 左卵胞18.5mm
D18 :FSH16.9 左卵胞20.0mm
D19 :FSH19.9 左卵胞23.2mm
採卵したが、変性卵だった
【3回目】
D3 :FSH21.9 左卵胞10mm
D5 :FSH30.3 左卵胞13mm
D19 :FSH25.5 左卵胞18mm 遺残卵胞採卵
未熟卵培養で受精卵(初めての受精)
この間には漢方薬を飲み続けていて
結果として諦めかけていた卵胞に巡り合えた事が特徴でした。
先日の不妊症のエキスパート講座で取り上げられた例です
中医師の先生たちは、
「米が無ければ、ご飯は炊けない、卵が無ければ、子供が出来ない」
という例えで、
元になるものが無ければ育つ事も無い
という事でした
どうしても卵ちゃんが取れない方は、遺残卵胞の採卵もありなのだ、と考えさせられる事例でした。
血を整え、卵が成長する低温期を充実させていく漢方薬をしっかり飲みながら採卵に臨んでいく事をお勧めします
とちの木薬局サービスメニュー