不妊治療のカギは『腸活』にあり? ──子宮内フローラの疑問に答えます【前編】
今日もご訪問ありがとうございます。
不妊カウンセラーの石川珠美です。
現在、不妊治療の現場では、子宮内の環境を調べる検査がよく行われています。
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EMMA検査(子宮内マイクロバイオーム検査)
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ALICE検査(感染性子宮内膜炎検査)
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ERA検査(子宮内膜着床能検査)
これらの中でも、特に「子宮内フローラ(細菌叢)」の状態を確認するEMMA検査について、よく質問されることをシェアしますね。
Q1. 子宮内フローラ(マイクロバイオーム)って何ですか?
「細菌=退治すべき病原菌」と思われているかもしれません。 ですが、実際には体に棲みついた「有益な菌」と「そうでない菌」がバランスを取り合って共生しています。 この微生物の総体を「マイクロバイオーム」と呼び、妊活では、子宮内のマイクロバイオームが直接かかわってくるので、これを子宮内フローラと称します。
Q2. 妊娠に影響しますか?
答えは、限りなくイエスに近いです。現在、非常に活発に研究が進められている分野です。 妊娠しやすい状態にするには、子宮内に「ラクトバチルス属(乳酸桿菌)」があったほうが良いと言われています。「ラクトバチルス属(乳酸桿菌)」が減ると、細菌性膣炎にかかりやすくなります。 膣内の炎症は、初期流産や早産との関連も指摘されています。また膣洗浄を頻繁にしている人は、細菌性膣炎にかかりやすいのでおすすめしません。 食生活を意識することが大切です。
Q3. パートナーの菌も赤ちゃんに影響がありますか?
正確な研究例はまだこれからですが、答えはおそらく「イエス」です。 カップルは性生活や住空間を共にするため、互いに細菌を受け渡し、フローラが似てくるからです。 お互いの環境を整えることは、将来の赤ちゃんにとっても良い影響を与えると考えられます。
Q4. 妊娠前に歯の治療は済ませたほうが良いですか?
気になる箇所があれば、早めにケアしておいたほうが良いです。 以前は、子宮に菌が入るのは「膣からだけ」と考えられていました。 しかし近年の研究で、口の中の病原菌が血流に乗って子宮に入り、早産の原因になる恐れがあるとわかってきています。
Q5. 妊娠中、なぜ夜にアイスクリームを食べたくなるの?
実は、「腸内細菌」の影響と言われています。 妊娠による極端なホルモン変化は、腸内フローラの構成を変えてしまいます。それが、妊娠中の食べ物の嗜好を変えている原因であると言われています。菌たちが自分のエサとなる「甘いもの」を欲しがらせる「代謝産物」を作り出すのです。 アイスやチョコが止められないのは、あなたの意志が弱いからではなく、「腸内細菌」が欲しがっているからとも言えます。
子宮内フローラ、少し身近に感じていただけたでしょうか。
次の後編では、さらに踏み込んだ内容をお届けします。
妊娠中の体調管理や、お母さんから赤ちゃんへ受け継がれる「菌」のバトンについて。
「120日で血を整える」お話と同じように、菌の環境を整えることも、出産というゴールへの確かな準備になります。
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