今日もご訪問ありがとうございます(^-^)
以前の事なのですが、お客さまが飼っているワンちゃんの事でご相談がありました。
そのワンちゃんは、老犬で、夜に小屋の周りをぐるぐると回りながら、おしっこも漏らしてしまっているし、遠吠えをするので困っている、というのです。
自分は、我慢できるんだけど、ご近所がね~、ととても困っていました。
私は少し考えて、ワンちゃんも人間と一緒だろうと思い、
その方の飲んでいた漢方で「補腎薬」があったので、
それをワンちゃんの体重で割って、餌に混ぜてあげたら?と提案したのです。
確か2~3粒/回くらいだったと思います。
「腎」は、漢方では、生命エネルギーを宿すところ、と言われているので、
脳や自律神経も司っている場所と言われています。
漢方では、アンチエイジングに「補腎」という考えで対処するので
ワンちゃんの老化にも使えるのでは?と判断したのです。
その結果は・・・
飼い主さんいわく
餌に混ぜて1週間くらいで、
ぐるぐる回らなくなって、遠吠えもしなくなったんですよ
とても助かりました(^-^)
と、言って下さいました。
私にとっては、これがワンちゃんに漢方を出した初めての体験でした。
その後、そのワンちゃんは、数か月生きて、静かに息を引き取ったと伺いました。
飼い主さんは、穏やかに送ることができて、本当に良かったとわざわざ伝えに来てくださったんです。
その他にも
うさぎちゃんが、毛玉が胃によく溜まってしまって、病院に連れて行くのが大変なの、というご相談や、
インコちゃんの下痢(これも薬を飲ませている時は止まってるんだけど、薬が無くなると下痢する)という相談。
わんちゃんの腫瘍。
食欲がなくなっちゃった猫ちゃんで、病院に点滴に連れて行ってて大変!というご相談。
などなど・・・
基本的には、お客さまが薬局にいらしていて、
その話しの中で、飼っている動物の事になり、
なんとかしなくては!と思い、
頭をひねって考えて
ごく少量の漢方(体重が少ないので)をお出しします。
少量で改善するので
私も驚いています。
人間よりも効果が早いように感じています。
動物のほうが素直なのかも(笑)
動物にも漢方が良い感じだったのでご報告でした(^-^)