今日もご訪問ありがとうございます。
不妊カウンセラーの石川珠美です。
病院であんまりにも厳しいことを言われて傷ついている方が多いので、今回は元気になるお話しをご紹介したいと思います。
今年の5月に45歳で初めての出産をした方です。
採卵の時に、未成熟卵だったのを培養して成熟させてから顕微授精した赤ちゃんです。
未成熟卵の中でもグレードの低いGVでした。
でも受精してからは、胚盤胞になるまでは早かった赤ちゃんでした。
この方は、8か月間の間に10回の採卵。
その中で5つが胚盤胞になりましたが、今回産まれてきた赤ちゃんは、一番最初の胚盤胞でしたが、未成熟卵から育ってきていたので、他の成熟卵から胚盤胞になった受精卵が優先で移植されて、一番最後の4番目の移植になりました。
その子が、無事に産まれてきてくれました(^-^)
後から振り返って考えれば、グレードは悪かったけど、最初の胚盤胞を最初に移植していれば、何度も採卵や移植をしなくてよかった、という事になりますが、その時は年齢のこともあり、取れるなら先に卵を貯卵したい、と思ってしまうのが人間の思考の傾向だと思います。
その時の最善の選択だった、必要だった、という事になるのだと思います。
経腟分娩で超安産だったそうで、産後の回復も順調です。
また一つ幸せが増えました。
本当に良かった。
少し力になれてよかったな。
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