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不妊カウンセラーの石川珠美です
産後の養生の大切さは、何度も伝えたい内容の一つです
それは、痛恨の想いのある方がいらっしゃるからです。
以前に不妊相談で来ていた方で
体外受精を何度かして、やっと赤ちゃんを産むことが出来た方がいました
喜んだのもつかの間、産後2ヶ月くらいして
ご主人から連絡があり、
産後うつみたいで、「もう私には無理」と言って育てようとしないで、赤ん坊が泣いてもぼーっとしているんです!
と。
お電話で話しても、以前の彼女とまるで違っていました
その後、一歳近くなるまで、おばあちゃんとご主人で大変苦労して育てる事になりました。
その時に、もっともっと彼女に妊娠中から、産後養生の話しをしておけばよかった!と心から悔やんだものでした
もともと彼女は、「血虚」の体質。
出産は、女性の身体には、とても負荷のかかる事です
出産時の出血があり
産後も悪露が続き
しかも授乳が始まり
寝不足。
ぜーんぶ血が少なくなるほうに向かっています
血虚の人は、もともと血の量が少ない体質なので
寝たり食べたりの普通の養生では
全然足りないのです!!!
身体の回復する力がない時に
赤ちゃんが泣いてると
「あ〜また泣いてる」
とうんざりしてしまいます。
初めての子だと、どうやっても泣いてしまうと途方に暮れてしまいます
「もう無理」
と。
こうして産後うつになっていってしまいます。
身体が元気であれば
赤ちゃんが泣いても、頭が働きます。
可愛いと思うはずです。
だから、産後のママの身体の回復は
子育てを左右します
不妊治療をしている方は
高齢出産になる方が多いと思います
漢方を上手に使って
妊娠中から産むための身体を作っていき
産後も、がんばった子宮を回復させるために養生をする
そんな知恵が大切だと思います(^-^)