今日もご訪問ありがとうございます。
不妊カウンセラーの石川 珠美です。
今回は、カウンセリング中に煎じ薬との違いを聞かれたので、その事をシェアします。
よく、漢方っていうと、煮だした煎じ薬を想像する方がいらっしゃいます。
「煎じ薬」は、何種類かの生薬(漢方薬)をやかんなどで約半量になるまで、煮詰めて煮だすお薬を指します。
その一方で、ツムラなどで番号がついている袋に入っているような顆粒の漢方薬も存在します。(例えば、グリーンの袋に23番と書かれていれば、当帰芍薬散とか)
他に、クラシエとかコタロウで錠剤の漢方薬もあります。
この顆粒や錠剤などの出来上がった状態の漢方薬を「中成薬」と言っています。
煎じ薬のほうが効くと思っている方がいらっしゃるのですが、実際の効果に違いはそんなに無いと私は思います。
ただ、オーダーメイドという点では、煎じ薬のほうに軍配が上がります。
現在私の薬局では、煎じ薬は使わずに中成薬を組み合わせて、煎じに近くなるようにオーダーメイド的にお勧めています。
漢方を勉強し始めたときに、自由に組み立てられる煎じ薬はとても興味深く、面白くてけっこう勉強していたのですが、
自分が実際に飲んでみたときに、働きながら毎日煎じるのが、思っていたより大変だったこと、
あと、煎じた漢方の匂いが、マンションの玄関ドアを開けたときにこもっていた事などが気になったのです。
おそらく、煎じ薬がメインで出されていた時代は、もっと生活もゆっくりしたスピードだったと思うし、日本家屋って、マンションと比べて空気が抜けていたと思うので、こもる事などは無かったと思うんですよね。
だから、自分が開局したときは、中成薬を中心にお勧めしようと決めたのでした。
参考になれば幸いです(^-^)
病院で出す漢方と相談薬局で出す漢方の違いは、以前のこちらのブログを参考に見てみてください
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