今日もご訪問ありがとうございます。
不妊カウンセラーの石川珠美です。
今回は、薬局に来て頂いているお客様で、職場で100人を超すコロナの大クラスター発生の中で、一人だけPCR検査が陰性だったというメールを頂いたので、どんな事をふだんから気をつけていられたのかをぜひお聞きしたいと思って、今回インタビューさせて頂きました。
その記事を全文載せます。(お名前掲載の協力ありがとうございます)
長文ですが、参考になるかと思いますので、ぜひお読みくださいね。
以下掲載
↓
珠美:メールでご連絡頂いてありがとうございました。
メールを見た時にお会いして直接話しを聞きたいと思ったんですよ。
今日は、お時間を取って頂いてありがとうございました。
まず飯島さんの仕事内容から話して頂けますか?
飯島:精神科の病院の作業療法士をやっているんです。
精神科の病院の特徴というか、それもあると思うのね。
その病棟がもう生活の場になっちゃってるから、トイレも一緒だし、食事ももちろんみんなで一緒だし、それも薬の副作用で流涎(りゅうえん)とか、それをペタペタペタ壁とか手すりとか触っていくっていう……。
珠美:うんうん、それはそうだよね。普通に消毒してくださいっとか無理な状況だよね。
飯島:無理なの。だからもう一人発生したら、ほぼ大クラスターになる状況だった・・・
珠美:(紙を見ながら)発生状況、3階女子、100%。すごいね。1階も93%、2階89%。すごい、ほぼ全部で合計96%、すごいな、これ。120人いて115人陽性なんだ、すごい。これ、患者さんの状況なのね。
飯島:患者さん状況。
珠美:そして、職員状況。陽性者、38。さすがに職員は消毒をしてたわけね、きっと。
飯島:ああ、もともと、しょっちゅう消毒してますし……。で、リハビリ職員も4人だけなんです。でも、4人中陽性3人だから75%なんですよね。
珠美:そうね、ここ一番病院の中でも高いね。なるほどね。
飯島:で、一番最初に言われたのが、2月の18日。
病院からLINEが来て、療養病棟というところで、患者1名、スタッフ1名陽性出ましたって。で、その週に1回でもその病棟に立ち入った人は、もうPCR検査しますってことで。それで、私22日に受けたんです。私はその18日発生した週、16日、17日とその病棟に入って、リハビリのプログラムやってて、いつも患者さんに割と近くて……。
珠美:近くでね。そうね。いつも通りやってたわけでしょ?
飯島:もちろん、いつも通り。それで次の週に検査受けて、「いやでも、もうなってるかも」と正直思ってて……。
珠美:うん、そうね。なった時にやっぱり頭によぎるのが、家じゃない? 自分がなってたら「えっ、じゃあ家族は?」って思うよね。
飯島:そう思う。家の中で隔離とかできないからね。
珠美:子供が小さいと無理だもんね。あれ、何歳になったっけ、今。
飯島:4歳もうすぐ5歳。
珠美:今、4歳か、じゃあ……。まだ全然、ママべったりだわ。無理だよね、隔離なんて。
飯島:無理、無理、無理。
珠美:そうだよね。
飯島:その18日の時点で、リハビリ職員のうちの1人がこの療養病棟の陽性だった看護師さんと会ってて、だからそのリハビリ職員は既に陽性、もうウイルスをもらってたわけ。で、その狭いスタッフルームでその人とご飯も食べてたし、悩みとか、私、聞いてあげたからね、18日に。もうすごい濃厚接触。
珠美:そうだね。うん。
飯島:なのに、私だけ陰性だった。
珠美:ねー! それは私もすごいと思ってて、そう、すごい濃厚接触なのに。すごいな。
飯島:私は、別にこんなんなると思ってないけれども、コロナがこんなだから仕事に行く時いつも、朝晩、板藍茶飲んでましたよ。
珠美:板藍茶、私も同じだわ。そうだったんだね。
飯島:夫もそうだし、子どもにも朝のお味噌汁にちょっと……。
珠美:へー、そうなんだ、
飯島:入れちゃうんです。
珠美:おお、なるほど、なるほど。
飯島:3分の1くらいかな。
珠美:ちょっと入れて。
飯島:それを毎日。
珠美:うん、すごい! で、一人だけ陰性だったから、みんなに不思議がられたんじゃない?
飯島:そうなの。私のほうが、その病棟に入ってたし。陽性の人たちと話してたし。で、その若い20代のスタッフは1人暮らしだからホテル療養になったんですよ。
珠美:なるほどなるほど。
飯島:途中から味覚障害が出てきて。
珠美:あ、その同じ同僚の……。陽性が出た人ね。
飯島:そうなんです。で、復帰して、でも「まだにおいが分からないし」って言ってたから、オイスターの試供品あげたんです。「今、飲みな」って。
珠美:そうなんだ。うんうんうん。
飯島:で、飲んで、板藍茶もちょっとあげて、翌日、味とにおいがしましたって。
珠美:え、すごくない、それ?ほんと?
飯島:もうオイスターは6錠飲めって渡したんですよ。
珠美:えー、すごい、ほんとに。え、それは効くって言いたいね。あははははは。
飯島:多分、味覚だから亜鉛も足りないかなって思って……
珠美:亜鉛も足りないね、味覚とか、においだからね。えー、すごーい!
飯島:だから、「シジミとか食べな」とかいろいろ言ったりしてたの。
珠美:そうね、食べ物で、そうだよね。飯島さんとしては、板藍は予防で飲んでたと思うけど、普段生活の時に、例えば食事だったりとか、生活リズムとか、何か気をつけているところとかある?
飯島:もう全部、多分全部。
珠美:全部気を付けてるよね。全部気を付けてるけど、例えば食事とかだったら、普通にそういう添加物が多いものとかはそういうのはもちろん気を付けて……。
飯島:もちろん。カップラーメンだって、何年食べてないんだろうって感じで。
珠美:そうだよね、そうね。
飯島:食事はもともと食材、基本的に食材、調味料とかは「大地を守る会」で。
珠美:ああ、有機の?
飯島:有機です。地産地消。油も添加物入れて作ったのじゃなくて、昔ながらの伝統の作り方で、昔ながらの、そういうものをずっと。
珠美:ずっとね。菜食ってわけじゃないんでしょ?
飯島:そう、違ったんですけど、でも、40歳を機に何となく体が重いかなって思う感じで、40歳からは食べ過ぎに気をつけろみたいな本がいっぱい出るじゃないですか?
珠美:あははは、確かに。
飯島:いや、2食にしてみようと思って、スパッと2食にしてみた。夜はみんなで食べたいから、朝を抜くことにして。昼はお弁当に……。
珠美:昼夜だけにする。へー、なるほど。
飯島:40歳の誕生日から。
珠美:すごーい。潔い。
飯島:お昼と夜だけで間食はなし。でも、外に出かけたり、何か友達からという時は、もちろん食べるけれども、もうずっと続けてて、夫も。
珠美:すごーい。ご主人もなんだ。
飯島:はい。その方が調子いいみたいで。
珠美:すごーい。そうね。実は私も今2食なの。私は昼を酵素だけにして、朝と夜は食べてる。でも、やっぱりその方が調子がいい。
飯島:朝はお味噌汁をちょっとと漢方と板藍とオイスター飲んで。
珠美:うんうんうん、朝に薬飲んでるんだ、ちゃんと。
飯島:寝てる間に汗もかくから、塩分もと思って。
珠美:塩分も、すばらしい、それは。半断食みたいな、いいよね、それ。
飯島:間食はしないで、白砂糖を取らないっていうのを心がけていて。で、もともと和食が多い。
珠美:うんうんうん、で、肉は食べるんだよね。だからベジではない?
飯島:で、そうなんですけど、でも、牛肉はお腹を壊すからもともと食べてなくて。
珠美:あ、そうなんだ。分かりやすいね、すごく。身体が「牛肉は要りません」ってことなのね。じゃあ、肉もぐっと減らしたってことなの?
飯島:減らしましたね。それが、多分コロナなので、やっぱりますます食事を気をつけようと思って、で、人間は歯の並びのバランスで食べるのが一番良いと言われるので、だから穀物が一番多くって。肉食用の歯って4本しかないから。
珠美:そうそうそう、4本、犬歯が4本だからね。10%ぐらいだね、全体量の。分かります。そういう感じで生活してるんだ。
飯島:そうなんです。食事の写真、いつも撮ってるんですよ。
珠美:そうなんだ。なるほど。当然、五穀米だよね、当然ね。
飯島:五穀米か玄米か。
珠美:そうだよね、そうね。でも、ホント、和食だね。
飯島:なるべくアジ、イワシ、サバ。大型のお魚とかカレイも美味しいけど、水銀とかそういうの気になるし……。
珠美:魚はね……。なるほど。確かにね。そうだね。
基本的に、だから免疫高いんだね。体の代謝を邪魔するものを摂ってないじゃない?
たんぱく質もちゃんと摂れて、正しい菜食をすれば身体を動かすエネルギーも問題なく取れるし、栄養バランスもいいんだよねー。
飯島:あ、あと乳製品も取らない。
珠美:乳製品もやめてる?それはすごい。卵は取ってる?
飯島:卵はたまに。でも、卵も安い卵ではなく、ちゃんとした卵で。ちゃんと育てている卵。スーパーでも買うものは、野菜とお魚とかで、お菓子も買わないし。
珠美:お菓子は手作りなの?
飯島:お菓子というものを……。いや、もうお菓子を知らないんですよ、うちの子。
珠美:ああ、なるほど、そうか。普通のグミとかそういうやつね。
飯島:なので、お菓子コーナーは素通りなんですよ。
珠美:ああ、なるほどね。すごい育て方してる。素晴らしい。
飯島:おやつは干し芋とか。あと、和菓子かな。
珠美:和菓子ね。いやでも、飯島さんは思った以上にほんとにほんとに気をつけてるなと思って・・・。
飯島:プラゴミとか、牛肉、牛乳とかも、環境ホルモンとかの影響で、やっぱり不妊症とかも増えてるってのかなって思う。
珠美:思います。とても思う。
飯島:年齢だけの問題じゃないんだなと思って。
珠美:環境ホルモンは大きいと思う。だから、もうこんなに蔓延してしまって、どうやったら変わるのかなって途方に暮れるぐらい。だけど、自分でできることはやっていこうかなっていう、そういう感じよね。
飯島:みんなに気づいてほしいな。
珠美:そうだね。そう、だから一個人ではそんなに意味がないかなってどうしても思っちゃうけど、一が変わらないと次がないでしょって思う。
飯島:そうなんです。そうそうそう。
珠美:そうだよね。だから自分がその一になりたいっていうか。
飯島:うふふふふ。その一が何人かつながっていけばいいよね。
珠美:今、だんだんSNSとかで、みんなそういう情報を共有し合ってきてるじゃない?一時期よりだいぶ良いような気がする。そしてもちろん、食べ物を気を付けてると免疫も高くなるよね。免疫高いというか、代謝を邪魔するものを取ってないから、本来の体の機能がうまく働く、そういう状況を基本、作ってるよね、やっぱりね。
飯島:そうなの、やっぱりでも積み重ねだと思いますよ。コロナが、この時期だからっていうんじゃなくて、ずっとやってた上にさらにっていう……。そう、多分食事が一番大きいんだと思うんで。
珠美:大きいよね。そうだよね。だから私もずっと精進料理教室をやっていて・・・
飯島:あ~、それ行ってみたいなと思いながら……。なかなか行けてなくて。あと、睡眠ももちろん早寝早起き!
珠美:何時ぐらいなの?早寝って。
飯島:10時。
珠美:早。あはははは。10時に寝て。
飯島:あはははは。10時に寝て、夫が仕事早いから、5時50分に起きる。
珠美:えー、そうなんだ。早い、でも、寝る時間が。素晴らしい。いいね、理想的。
それだったら、5時50分でも起きれそう。
飯島:熟睡です。お酒も、たばこも1回も吸ったことないし、お酒は結婚前は友達と飲みに行ったりとかいろいろしてましたけど、もう……。
珠美:今は飲まない?
飯島:今はほぼ飲まない。
珠美:ホント?それ私と違う。うふふふふ。
飯島:私はやめちゃった……。
珠美:やめちゃったのね。私もそんなにいっぱいは飲まないんだけど、夜はちょっと飲んだほうが身体が緩む感じなんだ。
飯島:ああ。
珠美:でも、普段の積み重ねだね、自分の健康って。本来あるべきところに何とか戻す努力する感じだよね。情報も集めて、できることはやってって、すごい大事。
飯島:やってみて、「あ、これ違うな」と思ったら、変える……。
珠美:そう、だから、ほんと試行錯誤しながら、ちょっとずつちょっとずつ。
そうね、ほんとそう。自分は良いと思って、体にも良いんだと思ってバンッとやっても全然家族が受け入れてくれないっていうことあるから。
飯島:ね、そのパターンが結構多いと思うんで……。
珠美:そう、あるある。私なんか、そういうのをもう何回も失敗してきました。あはははは。
飯島:でも、気を付けてなきゃって気を付けてるんじゃなくて、楽しく……。
珠美:そうだよね。
飯島:気を付けるのが楽しいの。楽しむのが一番、人生も。
珠美:そうね。それ分かる。私もまた、原点に戻ろうと思います。
飯島:あはははは。基本的に何とかなるという、前向きな未来をつねに、つらい時とか具合悪くても考えてる。それがあるからやってこれてるのかなと思う。
珠美:そうね。今言ってる事、全部免疫に良いよね、あはははは。
飯島:あはははは。
珠美:最初、不妊でいらした時も布ナプキンを使っていたり、その頃から食事は気を付けていたよね。それでベースが出来ていて、ベースがあっての血虚の体質に婦宝が……。ちょっと足りない部分に漢方が入っていった感じだよね。
飯島:だから、反応が早かった!
珠美:早かったと思う。そうそう、反応早かったと思う。ベースができてると、やっぱり体が変化するのも早いね。そんな感じだね。
飯島:だから、あんまりコロナ怖がらないんですよ。
珠美:そうね。
飯島:もしなっても、何かでどうにかできる。
珠美:私もそう思う。コロナ、そんなに怖いかなって。最初はわからない新種のウイルスだから不安だったけど、でも今は普通に予防して、免疫下げないような生活してってやってれば、そんなに怖くないかなみたいな感じ。
飯島:漢方の飲み方も、自分の体に聞いて量とかも決めて。
珠美:柔軟に。すごく良いと思う。それって、漢方が、例えばこれはこれのために飲んでるとか、これはこれのこういう症状の時に飲むものってやっぱり理解してるから、飲んだり飲まなかったりっていうのを自分の体の様子でできるじゃない。私もそれが一番ベストだと思う。
自分の体も知ってる、その自分の体を調整するものを手として持っていて、季節的なものとか、それこそ仕事で疲れてるとか、寝不足とかそういうのに合わせて飲み方変えるとか、それができたら一番最高ですね。すばらしいと思う。コロナにならないよね、そんな生活してたら。
飯島:それはもうほんとに。
珠美:今日はありがとうございました。
飯島:こちらこそ、ありがとうございました。
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