今日もご訪問ありがとうございます(^。^)
不妊カウンセラーの石川珠美です
先日、東京で漢方の不妊相談をしている先生達が集まって、不妊症の症例検討会がありました。
その後の勉強会で興味深い話があったのでご紹介します。
病院で不妊治療をしている時に
「卵を育てるお薬です」と言われて、ホルモン剤が出されている方がいると思います。
それはどこに効いているのかと言うと、前胞状卵胞からその先の卵胞です。
ここはホルモン依存性です。
図でGn依存性と書いてある部分です
つまりホルモン剤を飲む事で反応する部分がここです。
でも120日かけて原始卵胞から前胞状卵胞までは、どうにも出来ないのが今の医療の現状です。
中国の大学の研究で
この原始卵胞の初期の部分のホルモン値が
ある補腎の漢方薬で増加する、という発表があったそうです。
高齢出産になってくると、卵が取れなくて悩んでいる方が多いです。
低温期に卵は育ちます。
低温期に合った補腎の漢方薬で「育卵」をしていくと
可能性が広がります。
その裏付けを中国の大学でしていたんですね。
カウンセリングの現場には、嬉しい情報です。
私も日々のカウンセリングの中で
補腎薬とオイスターの活性酸素除去の効果で
卵子が元気になると実感しています。
若返る事は出来ませんが、
年齢相応の身体の働きに近づける事は可能だと考えて、日々実践しています(^。^)