ストレス社会の影響
現代社会では、ストレスを避けて生きていくというのは不可能です。
多かれ少なかれ、誰しもストレスを受け、消化または発散して
生きています。
ストレスを受けたままだと、心の状態が安定せず、
脳がストレス対応に追われ、生殖ホルモン分泌にも影響し、
不妊の原因となるのです。
不妊という悩みとストレス
妊娠を望んでいる方は、ただでさえストレス社会の中で、
なかなか妊娠しないという焦りや、将来への不安、親などからの
期待とプレッシャー、
「もうダメかもしれない」
というようなマイナス思考など、更なるストレスを感じてしまいます。
ストレスを最小限度にするためにも、パートナーや周囲の方の協力も
必要です。
ストレスとホルモンの関係
ストレスがたまると、脳に影響を及ぼし様々な問題を引き起こします。
まず、ホルモン分泌が悪くなり、バランスが崩れ、
月経が遅れるといった生理不順、排卵障害、着床障害を招く原因に
繋がります。
また、女性だけでなく男性もストレスを感じると、脳からの生殖機能への
指令がうまくいかなくなり、精子を作る機能に障害が起きたり、
性交障害や射精障害、乏精子症の原因にもなります。
不妊とストレスの関係
不妊症とストレスには密接な関係があります。
妊娠を希望する人は、まずは過度のストレスを抱えないようにし、
原因がわかっている場合には、そのストレスから遠ざかるように
心掛けます。
ストレスを感じた場合には、早いうちにストレスを発散して、
溜め込まないように工夫することが大切です。