不妊症とは、定期的に性生活を送り、特別に避妊をしていないのに、
2年以上妊娠しないことをいいます。
不妊の原因がないと考えられる男女が、通常の性生活を営んでいる場合、
1年以内に約80%、2年以内では約90%が妊娠しているとの報告があります。
とくに妊娠を望んでいないという人を別にしても夫婦の10組に1組が
不妊症に悩んでいるといわれます。
しかし赤ちゃんの誕生とは、意外に簡単ではありません。
たとえ不妊の原因がない男女が、排卵日にセックスをしても、
妊娠する確率は約20%なのです。
赤ちゃんが欲しいのに恵まれないのは、とてもつらいものです。
検査や薬、注射といった治療や体外受精、人工授精などの高度治療を
考えている方もいるでしょう。
しかし、不妊治療は、もっと身近なところから始められます。
ここでは、不妊の原因を取り除き、健やかな体になりながら
自然な妊娠を促す生活習慣や漢方などの代替医療をお伝えしていきましょう。